クラブチームに入会しても、残念ながら退会してしまう選手もいます。
この記事では、身近でクラブチームを辞めた、もしくは辞めようと悩んだことのある中学生が【サッカークラブチームを辞める 】理由をまとめました。
息子が、強豪街クラブチームに入会して1年が経ちました。
昨年、新U13チームがスタートしたときは38名程いましたが、現在は34名です。
4名の選手が、退会しました。
息子のチームメイト以外にも、クラブチームを辞めた選手を多く見てきました。
他のチームに移籍した選手、部活に入った選手、サッカーをやめた選手、さまざまです……
3年間同じクラブチームで頑張れない場合があることを、親御さんに知っていただくことが出来たら幸いです。
中学生が【サッカークラブチームを辞める 】理由は?
中学生が、サッカークラブチームを辞める理由をまとめました。
一つずつ解説していきますね。
ケガをしたため
ある選手は、目をケガしてしまい、視力が低下。
速い動きを目で追うことが難しくなり、息子の所属するクラブチームを辞めました。
クラブチームを辞めた後は、中学校の部活に入り、その後違うチームに入り直して今もサッカーは続けています。
予期せぬケガは、本当に怖いです。
サッカーは激しく体をぶつけあうスポーツです。
ジュニアユースでは、ジュニア時代よりもさらにその激しさを増します。
日頃からフィジカルを鍛えて、ケガは最小限に抑えられると良いですね。
ジュニアユースで重要視されるフィジカルについて記事をまとめました。
保護者の方ができるサポートについても、詳しく解説しています。
「フィジカルってそもそも何?」
「親はどういうサポートをしたら良いの?」
という方はチェックしてみてくださいね♪
ジュニアユースで重要視されるフィジカルについて記事を見てみる >>
仲間と上手くいかない
息子のチームメイトではありませんが、ジュニア年代を同じ少年団で過ごした選手の実例です。
クラブチームに入会して間もなく、チームメイトとなんとなく上手くいかなくなり、孤立してしまったそうです。
退会も考えるほどに本人は追い込まれたそうですが、反抗期もあって親には相談なし。
いきなり息子さんから、「チームを辞めたい。」と打ち明けられそうです。
お母さん
ポツンとしている息子を見るのは辛かった(泣)
選手本人も辛いけど、親も辛いよね。
その選手は、お母さんと何回か話し合いを重ねているうちに、仲間との関係が良くなり、今もクラブチームで頑張っています。
なんとなく孤立してしまう、嫌がらせを受けてしまう、などの人間関係の悩みは結構あるみたいですね。
反抗期もあって、なかなか親には相談してこないかもしれません。
いつもと様子が違う、練習を休みたがる、など予兆を見落とさないようにしたいですね。
我が家では、頻繁ではないですが、LINEをチェックしていますよ。
コーチと上手くいかない
コーチが試合中に、選手に怒号をあびせる場面を見たことはありませんか?
「サッカーやめろ!」
「へたくそ!」
「帰れ!」
これらの怒号を浴びせるコーチは、実際にいます。
聞いていて、耳をふさぎたくなるような言葉ですが、それによって奮起する選手がいることも事実です。
これは、コーチと選手との間に信頼関係があることが大前提です。
怒号をあびせるのではなく、身体的なことを揶揄するコーチもいます。
コーチの言葉に、傷つき、悩み、サッカーはもちろん学校に行けなくなる中学生がいます。
こういった場合は、一刻も早くチームを離れた方が良いでしょう。
サッカーが面白くなくなった
息子のチームでは、2月が新年度のスタートです。
このタイミングで、新U15、14は一度シャッフルされて、トップチーム、セカンド、サードに振り分けられました。
新チームが始動するタイミングで、3人の選手が退会していきました。
前から練習を休みがちだった選手と、体が小さいながらも努力を続けていた選手でした。
3人とも息子と同じサード(3軍)の選手。わたしの推測ですが、理由は「サッカーが面白くなくなった。」からではないか、と思います。面白くないと感じる要素は色々あります。
ジュニア年代は、チームの中でも上手い方で活躍できたけれど、強豪クラブチームに入った途端に試合に出られなくなれば、「サッカーが面白くない」と感じてしまっても仕方がないのかもしれませんね。
親御さんが、レギュラーになれない息子に、歯がゆさを感じることもありますね。
親御さんが、ジュニア年代に活躍した我が子にジュニアユースでも同じように、それ以上に活躍して欲しいとプレッシャーを与えてしまってはいませんか?
親御さんの過剰な期待が、時にはお子さんのプレッシャーになっているのかもしれません。
プレッシャーを感じながらサッカーをすることを、楽しいと思えるのでしょうか?
時には、お子さんと適度に距離を置くことも、必要なのかもしれませんね。
例えレギュラーになれなかったとしても、親御さんが励まし続けることが大切です。
ジュニアユースのレギュラー争いについて記事にまとめています。
お子さんがレギュラーになれなかったときに、思い出していただけたら嬉しいです。
関連記事ジュニアユースレギュラー争いの記事を見てみる
【サッカークラブチーム 】を辞めたいと言われたらどうする?
お子さんが、「クラブチームを辞めたい」と言ってきたら、どのような対応をしたら良いのでしょうか。
私も実際に「辞めたい」と言われたらどう対応するだろう、と考えてみました。
まずは、子供の話をじっくりと聞いてあげたいですね。
誰かに話すことで、悩みや不安が軽くなることもあります。
決して、話を途中でさえぎったり、親御さんの意見を伝えるのではなく、最後まで話を聞いてあげます。
その上で、子供にとって最善の解決法を子供と一緒に考えます。
クラブチームを選択したときに、既にお子さんは覚悟をしていますよね。
それを、辞めたいと親御さんに伝えるということは、よほどの理由があるのでしょう。
チームのコーチに相談してみることもアリだと思います。
私の個人的な意見は、クラブチームを辞めることになったとしても、中学校の部活に入部することが可能であれば、サッカーを続けてもらいたいと思っています。
ですが、全く別のスポーツに挑戦するのもアリだと思います。
どっちやねん‼
子供が決めたことであれば、親は応援するのみ!!
親に相談することで、問題が解決して、またクラブチームで頑張れることもあるでしょう。
いずれにせよ、子供が相談しやすい関係を築いていくことが、大事なのかなぁと思います。
まとめ:サッカーが全てではない
様々な理由でクラブチームを辞める選手、辞めようと考える選手がいます。
せっかくセレクションに合格したのに、勿体ないと感じますよね。
ですが、サッカーをしている選手自身が、今の状況が苦しいのであれば【クラブチームを辞める】選択もアリだと思います。
サッカーが全てではない
これが、8年間サッカーママを続けてきた私なりの結論です。
サッカーをやめたら何も残っていなかった…とならないように、日頃から勉強しておくと良いですね。
「サッカークラブと勉強の両立する方法を知りたい!!」
という方はチェックしてみてくださいね♪
関連記事サッカークラブチームと勉強の両立の方法を見てみる>>
日頃から“サッカーと勉強の両立”をしておこう!!
どなたかの参考になれば嬉しいです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!!
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