この記事は、サッカーの中学生年代であるジュニアユースについてまとめた記事です。

お母さん
ジュニアユースって何?
中学生のサッカーって部活だけじゃないの?
こんな疑問にお答えします。
中学生になってからサッカーをする環境はどんなものがあるのか、中学生のサッカーの試合は何があるのか、詳しく解説しています。
私たち親世代は、どんなスポーツも部活で活動していましたよね。
私自身も、息子が街クラブチームに入るまで知らないことばかりでした。

息子が街クラブチームに所属しています。
リアルな体験をもとに、専門用語を使わずに丁寧に解説しています!
小学生から中学生へのサッカー進路を考える際に、はじめに読んで欲しい内容になっています。
ぜひ最後まで読んで、サッカー進路を考える際のヒントにして頂けたらうれしいです。
ジュニアユースとは?
サッカーにおいて、中学生年代のことをジュニアユースと言います。
各地域のサッカー協会では、三種、またはU-13、15と表記されていて、主なサッカー環境は中学校の部活とクラブチームです。
部活は日本中学校体育連盟の所属で、クラブチームは各地域のサッカー協会(FA)に所属します。
中学生年代でサッカーをする場合は、進学する中学校にサッカー部があれば、部活かクラブチームかのどちらかを選ぶことになりますね。

複数チームに同時登録することは出来ません。
中学校の部活とクラブチームの違いについてまとめた記事です!
どちらかを選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
ジュニアユース クラブチームとは?
一言でクラブチームと言っても、Jリーグクラブのアカデミーから、各地域に根づく街クラブまで、多くのサッカーチームがあります。
Jクラブはもちろん、多くの街クラブでも入団試験(セレクション)があります。
入団セレクションの募集時期や、体験会の情報は各クラブチームのホームページで確認しましょう!
日頃から、各クラブチームのホームページやSNSをチェックしておけば、参加しているリーグ戦の試合結果や活動報告を見ることができますよ。

リーグ戦については、後で詳しく解説しますね♪
すでに目指しているクラブチームがあれば、悩む必要はありませんが、まだ決めかねている場合はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
ジュニアユース サッカーの全国大会は?

部活とクラブチームでは所属する組織が異なり、部活、クラブチームのそれぞれの頂点を目指す大会に参加します。
部活は、“全国中学校体育大会(全中)”、クラブチームは、“日本クラブユースサッカー選手権U-15大会”に参加し、それぞれ中学生年代の頂点を目指します。
2023年度の全中からは、クラブチームも出場できるように参加資格を拡大することが決定したばかりですね。
少子化や中学校の教員の負担軽減への対策のための措置ですが、今後どうなっていくのか注目です。
“高円宮杯JFA全日本U-15サッカー選手権大会”は、中学校の部活とクラブチームが一緒になって戦える中学生年代、全国最大規模のサッカー大会です。
こちらはJFA主催の大会で、各地域で一年を通じて行われているリーグ戦の試合結果によって出場権が得られます。
ジュニアユース 日本クラブユースサッカー選手権U-15大会

クラブチームの日本一を目指す大会で、Jクラブ、街クラブが参加する大会です!
JFAと日本クラブユースサッカー連盟共同主催の、”日本クラブユースサッカー選手権U-15大会”は、毎年8月に北海道で全国大会を開催。
全国9地域(北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国、四国、九州)の代表48チームで、クラブチームの頂点を目指します。
クラブチームの普及と発展を目的としているため、日本サッカー協会及び日本クラブユースサッカー連盟に登録しているチームに出場資格があります。
ジュニアユース 高円宮杯JFA全日本U-15サッカー選手権大会

部活とクラブチームが一緒になって戦います!中学生年代の日本一を目指す大会です!
JFA主催の”高円宮杯JFA全日本U-15サッカー選手権大会”は、中学生年代の加盟チーム全てが参加できる大会。
毎年12月に開催され、全国9地域の代表32チームがトーナメント方式で中学生年代の頂点を目指します。
9地域トップリーグの優勝チーム(地域によっては準優勝チーム含む上位チーム)と、地域大会で勝ち抜いたチームが全国大会への出場権を獲得できます。
一番出場枠の多い関東地域の、2021年度全国大会出場状況を調べてみましたよ!
関東1部上位4チームに全国大会の出場権が与えられ、残りの4枠をかけて地域大会出場の64チームがA~Dブロックに分かれ、トーナメント方式で対戦。
各ブロック優勝チームが全国大会への切符を手にしました。
ジュニアユース 高円宮杯JFAサッカーリーグ

中学生年代の高円宮杯JFAサッカーリーグは、各地域で一年を通じて行われ、各リーグの中で毎年、昇降格があります。
各地域FA(サッカー協会)によりそれぞれのリーグの構成は異なりますが、このリーグ戦はほぼ毎週のペースで週末に行われ、ピラミッドのように1部、2部、3部とあります。
各リーグの〇部は各地域によって異なります。
ちなみに、わが県では地域リーグは1部のみ、県リーグは1~3部、地区リーグはありません。
中学生年代のサッカー進路を考える際に、どのリーグ戦に参入しているチームなのか事前に調べておくことをお勧めします。
部活であれば先輩ママさんに聞く、クラブチームであれば、ホームページやSNSでリーグ戦の試合結果の投稿をチェックする。
地域リーグに参加しているチームは強豪チームですし、県外へリーグ戦に参加しに行くのでハードなスケジュールをこなすことになりますね。

どのリーグ戦に参入しているかで、どのレベルでサッカーをやりたいか基準になりますね!
【サッカー】ジュニアユースを徹底解説!まとめ
サッカーにおいて、ジュニアユースとは中学生年代のことで、主な活動環境は中学校の部活か、Jリーグクラブのアカデミーや街クラブです。
中学生年代の主な試合、リーグ戦は、以下の通りです。
中学校の部活 | クラブチーム | |
全国中学校体育大会 (全中) | 〇 | × (今後は参加可能) |
日本クラブユース サッカー選手権大会 | × | 〇 |
高円宮杯JFA全日本 サッカー選手権大会 | 〇 | 〇 |
高円宮杯JFA サッカーリーグ | 〇 | 〇 |
部活は日本中学校体育連盟の所属で、クラブチームは各地域のサッカー協会(FA)に所属します。
中学生年代の試合は、各所属組織の主催する大会、リーグ戦に参加することになります。

部活に入るか、クラブチームに入るかで参加する大会が違いますよ!
その他にも部活とクラブチーム、クラブチームでも強豪チームと中堅チームでも違いがあります。
「部活とクラブチームの違いについて詳しく知りたい!」
「部活か、クラブチームどちらにするか悩んでいる…。」
という方はこちらの記事をチェックしてみてください。
関連記事【クラブチームか部活か】決める4つのポイントを見てみる >>
中学三年間、より充実したサッカー生活を過ごすためのヒントにして頂けたら嬉しいです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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