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中学生サッカー【クラブチームか部活か】決める4つのポイントを解説!

サッカークラブチームか部活か 街クラブ体験談
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お子さんの小学校卒業後のサッカー進路について部活か、クラブチームかお悩みの方は多いのではないでしょうか?
部活にもクラブチームにも、それぞれメリットとデメリットがあります。
メリットとデメリットをふまえたうえで、お子さんに合っている進路を選びたいですよね。

お子さんがどちらを選んだとしても、お子さんを新たに取り巻く環境を事前に知っていれば親御さんは余裕をもって対応できるでしょう。

我が家では、息子がサッカー進路を決める際に、4つのポイントについて考えました。

部活かクラブチームか、どちらを選ぶ?
4つのチェックポイント
  • 本人がどのレベルでサッカーをやりたいか
  • サッカーをする環境はどうか
  • サッカーと勉強の両立はできるか
  • 保護者の負担はどのくらいあるか

それぞれ詳しく解説をしていきます。

※この記事で解説している中学校とは公立の中学校をさしています。
※クラブチームはJクラブの下部組織ではなく街クラブチームをさしています。

よつ
よつ

中学生の息子が街クラブチームに所属しています。

中学校の部活と比べて感じた、メリットとデメリットをお伝えします!

この記事を書いた人
よつ

*サッカーママ歴9年目。
 2023年プロテインマイスター資格取得
*長男→サッカー少年団→強豪街クラブU-15所属
*次男→サッカー少年団所属→退団
*主人→サッカー少年団監督(JFA公認C級コーチ)

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【クラブチームか部活か】それぞれの特徴のまとめ

部活とクラブチームのメリットとデメリットをまとめました。
「街クラブチームといっても全てが同じ環境ではない」、これが1年間街クラブチームに所属した正直な感想です。
強豪と呼ばれるクラブチームと、中堅クラブチームではかなり環境が違っていたので表にまとめました。

部活中堅クラブチーム強豪クラブチーム
指導者顧問の先生 (未経験者有り)コーチ(日中は別の仕事)プロのコーチ
練習場所
チームメイトの技術の差
試合数少ない普通多い
勉強とサッカーの両立
費用普通少し高い高い
送迎負担試合のみ送迎あり練習・試合ともに送迎負担あり練習・試合ともに送迎負担あり
※2021年はコロナの関係で活動や大会参加、公共施設の利用が制限されていました

街クラブチームには高校の下部チームも含まれています。

よつ
よつ

それぞれの特徴をふまえた上で解説していきますね。

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【クラブチームか部活か】本人がどのレベルでサッカーをやりたいか

中学生のサッカー進路を考えるときに、最優先に考えるべきことは、本人がどのレベルでサッカーをやりたいと思っているのか。

サッカーが出来るならどこでも良いと思っている子や、強豪チームに入って思う存分サッカーをやりたいと思っている子、様々です。

中学校卒業後の進路も関わってくるかもしれません。
高校はサッカーの強豪高校に行きたいと思っているのか、サッカー以外のことも楽しみたいと思っているのかで選択肢は変わってきます。

まずはお子さんがどう思っているのか、しっかり聞いてみてください。
我が子がサッカーが上手だからといって、盛り上がっているのは案外親御さんだけかもしれませんよ。

クラブチーム選びの失敗しないコツについて、別の記事でまとめています。
「クラブチームは何を基準に決めたらいいの?」という方はチェックしてみてくださいね。
関連記事>>【クラブチーム選びを失敗しないコツ】中学生サッカー進路

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【クラブチームか部活か】サッカーに集中できる環境はどちらか

サッカーに集中できる環境が整っているのはクラブチームの方だと言えるでしょう。
理由を各項目別に解説します。

サッカーの指導者は?

中学校の部活は、顧問の先生がサッカー未経験者の場合があります。
せっかく熱心な顧問の先生がついたとしても、数年後は違う中学校へ移動する可能性があります。
次の顧問の先生が、熱心な先生である保証はありません。

クラブチームの指導者は、強豪チームであればコーチ業が本業のことが多いです。
中堅のクラブチームの指導者は、ほとんどの方が仕事の後にコーチ業をしています。

より専門的なサッカー指導を受けたい場合は、クラブチームを選択した方が良いといえるでしょう。

練習する場所は?

部活にしろ、クラブチームにしろ、十分な広さの練習場所を確保できているのか、事前にリサーチすることをお勧めします。

公立中学校の部活の場合は、他の部活と同じ時間帯に同じグラウンドで練習するので、十分な広さで練習できない場合があります。
2021年度は、冬場はグラウンドが使用できず、さらにコロナの影響で体育館を使用できない状況でした。

サッカーの練習場所といえば、グラウンド。
強豪のクラブチームは、自チームの専用コートがあります。
強豪私立高校の下部組織は、高校のグラウンドで練習できますね。

クラブチームであっても、公共施設を借りて練習をしているチームもあります。


2021~2022年はコロナの影響で公共施設の貸し出しを制限されている期間がありました。
部活の活動自体は停止になり、公共施設を借りて練習しているクラブチームは練習を中止せざるを得ない状況でした。

一緒にサッカーをする仲間は?

中学校の部活は、中学生からサッカーを始める選手もいます。
新しいチャレンジをする、素晴らしいことだと思います。
その一方で選手の技術的なレベルはバラバラになってしまいますね。
また、全学年一緒に練習することで二年生、三年生とも仲良くなれます。

クラブチームがより強豪であれば、サッカーに対する志が高い選手が多いように感じます。
当然のことながらレギュラー争いも激しいです。

息子のチームでは、U13は同じ年齢の子と練習しますが、上手な子であれば飛び級もあります。
一年生でも、二年生、三年生と一緒に活動をする選手もいますね。
中学二年生になると、U15のカテゴリーで二、三年生ともに活動します。
上の学年の選手と共に練習する、プレイに対して意見を言い合える、精神的な強さが必要です。

よつ
よつ

とは言え、部活、クラブチーム両方とも昔ほどの上下関係は無さそうです!

試合数は?

どんな競技にも言えることですが、試合を多く経験することで、ぐんと成長することができます。
十分な試合数を行えているか、公式の県リーグ戦に登録しているか、事前にリサーチすることをお勧めします。

部活の場合は公式の県リーグ戦に登録している場合は試合数が多いですが、そうでない場合は地元の市内大会や中体連(日本中学校体育連盟)の試合、練習試合が主な試合となります。

熱心な先生であれば、練習試合を多く組んでくれますが、そうでない場合はひたすら練習ということも考えられます。
2021年はコロナの影響で、部活動の大会、練習試合は制限が多かった印象です。

県のホームページを見ると、部活動の活動や大会参加を制限する内容の記載がありますので、そちらを参考にしてみてください。

クラブチームは公式の県リーグ戦に登録していることが多く、その他にも交流戦が多いです。
強豪チームであれば9地域リーグ戦に参戦していることもあります。
毎週のように県外、県内で試合を経験することが出来ます。

中学生年代の全国規模の大会について別の記事で詳しくまとめています。
「どんな大会があるの?」
「リーグ戦の仕組みを知りたい!」
という方はこちらの記事をチェックしてみてくださいね♪
関連記事【サッカー】ジュニアユースを徹底解説!どんな大会、リーグ戦があるのか見てみる >>

よつ
よつ

各クラブチームの活動報告はSNSで情報を得ることができますよ!

【クラブチームか部活か】サッカーと勉強の両立はできるか

サッカーに一生懸命打ちこむことは素晴らしいことですが、中学生は勉強もしっかりと取り組まないといけませんよね。
中学生年代の3年間はあっという間。
目の前には高校受験が待ち構えていますよ。
結論から言いますと、勉強しやすい環境は部活の方です。
詳しく解説していきますね。

クラブチームより部活の方が勉強しやすい環境である

部活動は平日4~5日の放課後2時間、土日は3時間(大会などは除く)ほどです。
学校で授業から部活までが完結するので、移動時間は登下校のみ。
圧倒的に勉強時間を確保しやすいですね。

クラブチームの活動は平日2~3日の19時から21時まで、土日は公式リーグ戦、交流戦で丸一日かかることが多いです。

平日は学校から帰宅後に、勉強をしてからクラブチームの活動へ参加する。
近くのクラブチームなら移動時間はかかりませんが、市外のチームであれば移動時間がかかります。
それだけ勉強の時間は取りづらいです。

クラブチームはテスト前に休みがない

部活動は、定期試験前の1週間は活動を停止します。
チームによっては、テスト前一週間は練習を休むチームもありますが、
息子のクラブチームは、テスト前であろうと練習があります。
勉強を理由に練習を休む子はいません…。

よつ
よつ

強豪のクラブチームほどテスト休みが無い傾向です。

クラブチームを選択する場合はテスト前に休みがあるかどうか、事前にリサーチすることをお勧めします。
平日は2~3日は練習が休みなので、休みの日に塾に通う子もいます。

息子はクラブチームと勉強の両立に苦戦しました。
中学一年生の2学期から、成績が下がってしまったのです。
中学一年生の冬休みから、進研ゼミ中学生講座のブレット学習を始めて、3学期には成績アップできました!

進研ゼミのタブレット学習を受講した感想を別の記事でまとめています。
「教材の量はどのくらい?サッカーと両立できるのか知りたい!」
という方はぜひチェックしてみてくださいね♪
関連記事【進研ゼミ 中学講座】タブレット学習のメリット・デメリットを口コミ!

我が家の息子は、クラブチームに所属していて、テスト前に休みがありません。
テスト前に休みがなくても、定期テストで良い結果を出す勉強方法がありますよ♪
コツは、毎日の家庭学習です!
詳しく知りたい人は、別の記事にまとめていますので、チェックしてみてくださいね!

【クラブチームか部活か】保護者の負担はどれくらいあるか

費用はどちらが高い?

費用が高いのはクラブチームの方です。

強豪であれば、県境を越えるリーグ戦に参戦していることもあるので、それだけ遠征費もかかります。
クラブチームの費用がどのくらいかかるのかはこちらの記事にまとめています。
「クラブチームって毎月いくら位かかるの?」
「初期費用が高額って聞いたけど…。」
という方は、チェックしてみてくださいね。
関連記事中学生のサッカークラブチームの費用ってどのくらい?リアルな金額を公開!!を読んでみる

よつ
よつ

初期費がこんなに!?必要な時期も詳しく解説しています!

送迎の負担は?

部活の場合は、平日は放課後に学校の敷地内で練習するので保護者の送迎は必要無いでしょう。
土日の練習試合であれば、現地集合ですので保護者の送迎が必要です。

クラブチームの場合は、家の近くのチームでなければ、平日の練習会場への保護者の方の送迎が必要です。

送迎用のマイクロバスがあるチームや、公共交通機関が利用できる場合は、保護者の送迎は必要ないでしょう。
週末の試合であれば県内であれば現地集合ですので送迎が必要です。

【クラブチームか部活か】 まとめ

部活とクラブチームどちらにもメリットとデメリットがあります。
メリットとデメリットを踏まえたうえで、部活かクラブチームかを選択するのに重要な4つのポイント について考えてみてくださいね。

部活かクラブチームか、どちらを選ぶ?
4つのチェックポイント
  • 本人がどのレベルでサッカーをやりたいか
  • サッカーをする環境はどうか
  • サッカーと勉強の両立はできるか
  • 保護者の負担はどのくらいあるか

勉強においては、本人の努力次第でいかようにもなります。
クラブチームに所属しながらサッカーと勉強を両立させて、県内トップクラスの公立高校に合格する子もいますよ。

しかし、サッカーをする環境は本人の努力では、どうにもならない部分でしょう。

現地点ではサッカーのレベルがそれほど高くなくても本人の努力次第で、クラブチームでレギュラーを勝ち取ることもできますよ。

大切な中学生時代の三年間をどのように過ごすのか。
親子でじっくり話し合ってみてはいかがでしょうか。

どなたかの参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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