お母さん
強豪クラブチームに入ったけれど、うちの子どこのポジションをやるのかしら?
「うちの子は消極的だから、希望するポジションを伝えられないのではないか。」
「みんながやりたがらないポジションを、引き受けてしまうのではないか。」
こんなお悩みありませんか?
親御さんが心配しているのは、お子さんが慣れないポジションでコーチに良いアピールが出来ずに、レギュラーになれないこと、ではないでしょうか?
得意なポジションをやれば、うちの子だってそれなりにやれるのに、という気持ちめちゃくちゃ分かります!!
我が家の息子は田舎のスポーツ少年団を卒団して、中学生年代は県内1、2位を争う強豪街クラブチームへ行きました。
少年団の中では上手い方だった息子でも、クラブチームではレギュラーになれずに苦戦しました。
ズバリ解決策ではありませんが、少しでも心が軽くなっていただければ幸いです。
息子が少年団からクラブチームへ入った、中学1年生の頃をこちらの記事でまとめています。
「少年団からクラブチームへ入ってついていけるの?」と気になる方はチェックしてみてくださいね♪
関連記事少年団からクラブチームへレベルの違いについていけるのか>>
ジュニアユースは11人制サッカー
ジュニアユース(中学生年代)になると、ジュニア(小学生年代)の8人制サッカーから、11人制サッカーになりますね。
この11人のレギュラーメンバーに入るために、ポジション争いがあります。
同じポジションの選手だけでは、サッカーはできませんよね。
ポジションが被った場合は、練習で試され、比較され、ふるいにかけられます。
希望のポジションでなくても、チームのコーチによって新たに見出された適正ポジションで、スタメンを勝ち取る選手もいるでしょう。
どちらの場合も、背が高くフィジカルが強い選手か、突き抜けた武器がある選手が選ばれる傾向にあります。
フィジカルの重要性については、こちらの記事にまとめています。
「ジュニアユースってやっぱりフィジカル重視なの?」と気になる方は、チェックしてみてくださいね。
お母さん
うちの子、フィジカルも技術も普通なんだけど……
自己主張が強いタイプでもないし。
せめて得意なポジションでアピールしないと。
得意なポジションをやれなくても、悲観しないで!
焦らずにいきましょう!!
サッカー ジュニアユース【レギュラー争い】ポジションはどこ?
小学生のときはチームの中心選手で活躍していても、強豪クラブチームに入れば各ジュニアチームの主力選手の寄せ集めです。
11人のレギュラーメンバーに入るのは、簡単ではありません。
お子さんがレギュラーに選ばれなくても、悲観する必要はありませんよ。
上には上がいる
当たり前ですが、上には上がいる。どこまでいっても、上には上がいます。
他の選手の方がそのポジションにおいて、より良いプレイが出来ていれば、レギュラーにはなれなれません。
他のポジションを任されることもあります。
レギュラーになれなくても絶望しなくても良い
上には上がいる、ポジション争いに負けたとしても、悲観する必要はありません。
控えの選手は必ず必要ですし、レギュラーメンバーがケガで離脱することがあります。
また、1年生では控えメンバーでも、3年生でレギュラーメンバーに入れることもあります。
すぐにレギュラーになれなくても、諦める必要は全くありません。チャンスは必ず訪れます。
ポジション転向も成長のチャンスと受け止める
誰だってやり慣れたポジションの方が、良いプレイが出来ますよね。
慣れないポジションをやっているお子さんは、上手くプレイできずに、ミスを繰り返してしまうかもしれません。
お子さんがミスをする姿を見ることは、とても辛いですよね。めちゃくちゃ分かります。
それでも、お子さんが必死にくらいついている姿をみたら、応援せずにはいられないですよね。
その頑張りは、お子さんのポテンシャルを高めてくれますよ。
サッカー ジュニアユース レギュラーになれなかった体験談
小学6年生、中学1年生でボランチ(MF)としての経験を積んできた息子。中学1年生のときは、ボランチとしてU13カテゴリーの公式戦に、Aチームのスタメンで出場したこともありました。
ところが、中学2,3年生では、レギュラーメンバーになれませんでした。
レギュラーメンバーになれなかった息子
1年生の終わり頃、新3年生と新2年生をシャッフルした紅白戦や練習試合で、コーチ陣はレギュラーメンバーを決めていました。
息子は、中学1年生のときはボランチでしたが、センターフォワード(FW)のポジションにいました。
紅白戦で、実力順にA,B,Cに分けられて、CチームのFWの息子には、全くボールが回ってこなかったそうです。(送迎担当の主人談)
「やりたいポジションを伝えた方がいいよ!」
「自分の強みをアピールできるポジションでやった方がいい!!」
私は息子に、せめてBチームに入れるように、ボランチに入るようアドバイスしたつもりでした。
息子もその方がコーチに良いアピールが出来る、と納得したように見えました。
その後も息子はFWに入り続け、一度も良いアピールが出来ないまま、FWとしてCチームで2年生をスタートすることになったのです。
おれ、自分で点数決めたいんだよね-
自分で希望してたんかい!!
残念ながら、「レギュラーになれない」「活躍できない」と感じてクラブチームを辞めてしまう選手もいます。
中学生がサッカークラブチームを、辞めてしまう理由についてまとめた記事です。
「どんな理由でクラブチームを辞めるのか、気になる!」という方はチェックしてみてくださいね。
関連記事中学生が【サッカークラブチームを辞める 】理由を見てみる>>
ポジション転向した息子
息子は、自ら希望してポジションをFWに転向しましたが、ほとんど経験したことが無いポジションであることには変わりません。
チームメイトにも、「おまえのFWは良くない!」と言われていたそうです(笑)。
それでも、「自分でゴールを決めたい!」とFWの動きを研究し、試行錯誤を重ねて、少しずつですが形になりました。
3年生も含めたCチームのメンバーと、多くの時間を過ごすことにより、次第に仲が良くなってきました。
プレーについて意見を言い合い、けんかになることもあるそうですよ。(息子談)
結果的に息子はAチームには入れませんでしたが、自ら希望したポジションに転向し、新しい仲間と一緒に経験を積み重ねていく姿は、とても楽しそうでした。
息子は5月に入ってから、Bチームに昇格しました!
諦めずにコツコツ頑張って良かったね!
息子は結果的に、中学三年生でもレギュラーになれませんでしたが、サッカー推薦で私立高校に入学しました。
サッカー推薦の詳細は、別の記事にまとめました。高校受験の参考にしてみてください。
どこのポジションでも成長できる
ジュニアではチームの主力であったとしても、ジュニアユースで強豪チームに入ると、必ずしもレギュラーになれるとは限りません。
多くの選手が様々なポジションで試され、比較され、ふるいにかけられます。
今まで自信をもってやっていたポジションで、お子さんより上手い選手がいることもあります。
今現在、レギュラーになれなかったとしても、そこで終わりではありません。
与えられたポジションの役割を理解し、必死で食らいついていけば、新たなポジションの経験を積むことができます。
親御さんの知らなかったお子さんの素質が、開花する可能性もあるでしょう。
お子さんの成長をじっくり、焦らずに見守っていけたら良いですね♪
どなたかの参考になれば嬉しいです!
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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